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山西師範大学

現地調査日:2008/03/27
最終更新日:2008/03/27



6.コメント

以下、07/04/16執筆
●山西省の省都太原から高速バスで南に約4時間の臨汾市にある師範系大学。

●特に宣伝などにも力を入れておらず、それ以上に臨汾という街がまったくの無名であるため、今期(07年春学期)の留学生はわずか2人である。日本人が一人いるが、友好関係にある日本の大学から紹介を受けて来ている。

●留学生が2人だけであるにもかかわらずレベルが違うということで2クラスを開設している。このため2人ともマンツーマンの授業を受けている。効果は抜群で、私が取材時に会った日本人留学生はこちらに来て半年強たったばかりだったが、ゼロスタートとは思えない会話レベルだった。

●こういった留学生規模が極端に小さい大学のメリットは、自分好みの授業をアレンジできる、かなりわがままが効く点に尽きる。実際に初級クラスにいる日本人留学生は、興味のある中級クラスの授業も参加させてもらっているし、中級クラスのネパール人留学生は、もともとあった作文の授業は自分には必要ないということで、その分、会話の授業を増やしてもらっている。

●カリキュラムを見て分かるとおり、普通の大学ならばある閲読や聴力といった科目がない。初級クラスにいたっては文法系1科目と会話系3科目という偏りようである。こういった点はやはり大規模校に比べてノウハウに欠けるように感じる。ただこれも本人から希望を出せば変更してもらえるだろう。

●臨汾市は人口50万ほどの小さな田舎町である。北京や上海などの大都市と比べると生活面で何かと不便なところもあるだろう。遊ぶところなどは期待できないし、中国随一の出炭量を誇る山西省だけに、冬場は石炭ストーブの煤煙もあるだろう。ただ、大都市とは違う本当のごくごく普通の中国を見るならば、実はこういった地方都市の方が適しているのだ。

●留学生がほとんどいない大学であるため、留学すれば確実に学内すべてから歓迎される。日本語学科もあるので互相学習の相手探しには全く困らない。

●学費は非常に安い。特に初級クラスの学費は、中国全土でもトップレベルの安さだ。

以下、08/03/27加筆
●学生は依然として多くなく、日本人も1人だけ。自然と少人数クラスになる。

●留学生寮は1LKタイプと2LKタイプの2種類。2LKタイプは個室2つでリビングなどを共用するのでプライバシーは確保できる。

●費用面だが、学費と寮費を合算したものになっている。また、初中級班と高級班で学費が異なる。初中級班で1LKの場合、1年の学費は27,000元、2LKの場合は25,000元。高級班は各2,000元加算。1学期の留学の場合はそれぞれの半額となる。


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